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[コミックス]ONE PIECEの首位陥落

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先日、オリコンから2014年上半期のコミックス売り上げTOP10が発表されました。・・・・アレ?そもそも5月末で上半期??といった私が馬鹿なのかよく理解できない点もありますが、ただその内容は思うところありましたので記事にしてみました。

 

2014年上半期のコミック出荷数ランキング!!

オリコンランキング

発表されたオリンコンランキングですが、長きにわたりコミックス発行部数および売り上げで1位だったONE PIECEが首位陥落を受けて、2chを中心にしていくつかスレッドが立ったようですね。参考にONE PIECE速報さんの記事をリンクしておきます。


<2014年上半期コミック シリーズ別ランキング>

*1 8,342,268 進撃の巨人
*2 4,936,855 ONE PIECE
*3 4,616,040 黒子のバスケ
*4 3,247,920 NARUTO-ナルト-
*5 3,085,177 マギ
*6 3,060,694 鬼灯の冷徹
*7 2,914,977 ダイヤのA
*8 2,875,863 銀の匙 Silver Spoon
*9 2,795,169 暗殺教室
10 2,418,041 ニセコイ

 

ランキング考察

王者ONE PIECEに代わって首位に立ったのはアニメ化をきっかけにブームが更に加速した「進撃の巨人」です。実際に読んでいる私ですが、ハッキリ言えば最近はすでにつまらないので「落ち目」なんですが、初期のスピード感と展開の驚きは、昨今の腐向けや萌え系に辟易していた私には、他に類を見ない「力」を感じたものです。
更に3位の「黒子のバスケ」もONE PIECEに肉薄。次回で更にあがる可能性もありますね。ジャンプ勢では「NARUTO」「暗殺教室」「ニセコイ」と看板マンガがそろってラインナップ。やぱりジャンプ勢はまだまだ強いということでしょうか。

特にランキングTOP10のうち、9作品がアニメ化している状況を見ると、やはりアニメ化の影響は多大です。もともと人気マンガでしたが「鬼灯の冷徹」「ニセコイ」「ダイヤのA」がTOP10に食い込んだのはやはりアニメ化された事が大きいように感じます。その反面、TOP10内でマンガ単独となるのが「暗殺教室」となります。今後も作品カラー的にはアニメ化は難しいのかもしれませんが果たしてどうなるでしょうか?

<上半期 コミックランキング>

*1 2,825,339 ONE PIECE 73巻
*2 1,770,746 進撃の巨人 12巻
*3 1,665,561 進撃の巨人 13巻

首位を明け渡した「ONE PIECE」ですが集計期間中の最新刊は73巻の1冊に対して「進撃の巨人」は12・13巻の2冊となりますので、単巻での発行部数はまだまだ「ONE PIECE」強し!といったところですね。

 

週間少年サンデーについて

週間少年サンデー勢では「マギ」「銀の匙」がラインナップされています。ただ週間少年サンデーはその発行部数低下が言われており、最近ではコンビニでも数冊入荷するかどうかレベルの扱いです。2000年の160万部を境に以降は右肩下がりしており、2014年1~3月では46万部まで発行部数を落としています。
サンデーに限らずマンガ雑誌の売れ行きは昨今は芳しくなく、雑誌は赤字でコミックスで採算を取るといった形式と聞いたことがあります。そういった意味ではサンデーなどはまさしくそのスタイルなのでしょう。週間少年誌を買わなくなって久しい私ですが、最後まで買っていたのは実は週間少年サンデーでした。周りからは「面白くない」といわれていましたが、個人的には一番少年漫画として面白かったんですよね。最終的に買わなくなった理由はコンビニになくなったからというものになります。その前ではコンビニを数件ハシゴして、立ち読みでヨレヨレになったサンデーを手にしていたものです(これには辟易でした)

 

腐女子層の購買力

こういった呼び方は批判受けそうですが、腐女子層の商業影響はすごいものがありますね。ざっとランキングで腐女子層メインのマンガとなると「黒子のバスケ」「マギ」「鬼灯の冷徹」となりますが、腐女子層もいるマンガは「進撃の巨人」「ONE PIECE」「NARUTO」「ダイヤのA」となり、実に1~7位までを支えていることになります。また、Nextブレイクとして今の勢いからすると下半期を含めた年間ランキングでは「ハイキュー」「弱虫ペダル」あたりがが腐女子パワーでランクインする可能性がありますね。

 

数年間の発行部数推移

わかるものを集めて作成したので不足が著しいですがご参考まで(グレー部分は完結した作品です)
20140603a
「進撃の巨人」もそうですが、「黒子のバスケ」の伸び率もすごいですね。腐女子層で予想した「ハイキュー」「弱虫ペダル」は11位と12位でしたので年間では確実じゃないでしょうかね?
他では「BLEACH」「君に届け」「トリコ」「宇宙兄弟」「FAIRY TAIL」の落ち込みが激しい反面、「名探偵コナン」の安定感は長期連載を鑑みるとすごいことです。
また「銀の匙」「鋼の錬金術師」の2作品でランクインしている「荒川弘」さんの力量はたいしたものです。それぞれまったく異なるカラーのマンガで人気を博しているあたり、作者の実力が伺えます。

 

下半期ランキングへの期待

やっぱり長期連載モノが上位独占はつまらないですよね。新しい力をもった作品がドンドンあがってくることに期待したいですね。個人的には少女マンガがんばれ!!です。長きにわたって支えてきた「君に届け」も息切れ気味。「ちはやふる」が健闘を見せていますが「カルタマンガ」なのでちょっと違う。純粋な少女マンガが果たして出てくるでしょうか?それとも、最早少女達は腐要素しか求めていないのでしょうか?

 

本記事の関連リンク

オリコンランキング

週刊少年サンデー売上推移

 

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