YOUTUBEのHOWTO動画を参考にオリジナルのカードバトルをUNITYで製作するシリーズの第13回目。
前回はコードのリファクタリングを実施し、冗長化してしまったGamaManagerクラスをスリム化しました。今回からは有料内容の作業となるためあまり具体的な内容を記載することはせず、ザックリとゲーム製作記事を記載します。
1.はじめに
前回までは「スタジオしまづ」様がYOUTUBEに投稿されていた動画を元に作業していました。その講習については以下に動画を張っておきます。約30本くらいの動画が投稿されており、UNITYの使い方とコードの実装面を主に解説してくれています。反面、言語的なフォローはほぼありませんので、言語知識を得たい場合は別途習得する必要があります。
そんなありがたい無料講習動画ですがなんと前回で終了してしまいました。そのため今回からは有料登録した内容を元にした記事となっていきます。続きについては有料となりUdemyでの「Unityインストラクターが教えるシャドウバースのような本格2Dカードゲーム開発コース【スタジオしまづ】」で登録が必要となります。
2.ゲーム性向上の機能追加
カードバトルのルールは多種多様ですが、有名なゲームを参考に「通常」「速攻」「盾」の3つの属性を実装します。「速攻」は手札から場に出した同一ターンで攻撃ができるような属性です。「盾」はそのカードが場に出ていれば本体攻撃はもちろん、他のカードにも攻撃はできません。盾カードに対してだけ攻撃するような相手の攻撃範囲を絞るような属性です。
1)対応内容
・カードに「速攻」「盾」「ノーマル」の3属性を設定し、それを反映した機能を実装
・相手攻撃時のBugFix
・場に「盾」カードが出ている場合は「盾」以外は攻撃できないよう実装
2)終了時点の状態
動画ではまず1ターン目で速攻カードと盾カードが手札から場にだされています。速攻カードはそのまま操作可能枠(緑枠)が明示されています。その後、速攻カードで同一ターン内で攻撃が実施されています。
2ターン目では同じ速攻カードで攻撃するもエネミー側に盾カードがあるため攻撃できません。同様にエネミーの盾以外にも攻撃できません。エネミー側の2ターン目ではプレイヤーは4枚のカードが並んでいますが盾カードに攻撃しています。
このような形でカードゲームらしい双方の攻撃が実装されています。
3.スペルカードの実装準備
カードバトルのゲームでは全てのカードが戦闘用に用意されているわけではなく、一部のカードはそれ単体では役に立たなくても他のカードやプレイヤー自身をたすけるような「呪文」「効果」のようなカードが用意されていることが多いです。ここではそのスペルカード実装に向けての準備と一部のスペルを実装を行います。
1)実施内容
・カードの属性に「スペル」を追加する
・「スペル:特定の1体を攻撃する」を実装
・「スペル:全体を攻撃する」を実装
2)終了時点の状況
プレイヤーの3ターン目に全体攻撃スペル持ちのカードで攻撃しています。さらに5ターン目で単体攻撃スペル持ちカードでの攻撃しています。
3.スペルカードの実装2
ここでは残りのスペルを実装します。いずれにせよ「攻撃」したり「回復」したりする機能を実装しています。
1)実施内容
・「スペル:本体へ攻撃」を実装
・「スペル:単体回復」を実装
・「スペル:全体回復」を実装
・「スペル:本体回復」を実装
2)終了時点の状態
1ターン目の最初に「本体回復」により本体HPが5→7になっています。2ターン目では「全体回復」により場に出した2枚のHPが回復しています。3ターン目は前回同様の「全体攻撃」です。4ターン目に「本体攻撃」によりエネミー側の本体HPが5→3に減少しています。
参考サイト
本記事についてはほぼ「Unityゲームスタジオ スタジオしまづ」さまの動画を参考に作業しております。本記事を元に興味をもった方がおりましたら、YOUTUBEサイトのほうで「登録」されてはいかがでしょうか?またより深く知識を吸収されたい方は有料登録制サイトで動画および、直接の質疑応答が可能となっているクラウドファンディングの方もご検討ください。