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アートアクアリウムの是非に悩む

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「今年も」という表現で間違いないでしょう。

「アートアクアリウム」が今年も開催されます。メディアなどでの取り上げも多く、納涼イベント・アートイベントとして注目が高いイベントになっています。

イベントが有名になるにつれて金魚の生体管理などの問題点が指摘されることもあり、単純に綺麗というだけでもろ手を挙げて喜べない私として、今回はそのアートアクアリウムを少し考えてみようと思います。

 

アートアクアリウム開催について

アートアクアリウムとは?

日本が世界に誇る金魚文化と、イルミネーションアートを融合させてた、新感覚のアートといわれています。以下に簡単にプロデューサーである木村氏のコメントを引用しておきます。

日本から世界に発信する新しいアートとして、そして日本人としての試みです。

ありがたいことに、そのジャポニズムな作品や空間はいつも大変高い評価をいただいております。
その作品達を集めて様々な場所で展覧会を開催できることは、
私にとって大変に喜ばしく意味のあることです。
自分が創った日本的な作品を通して、たくさんの人に文化を伝えることができるのですから。

私は常にアートとして昇華したアクアリウムが織りなす水中世界を体験してもらい、
その中に込められたメッセージを感じてもらいたい、そのような気持ちでプロデュースしています。

私が創作するアートアクアリウムとは、プロダクトや空間デザイン・演出と水槽の中の生態系の融合です。
人の心を掴む技術の先には、地球が生み出した自然美の存在があります。
金魚は人の手で生み出されますが、自然の摂理の中にあることは間違いありません。

僕の作品と出会った人達に、美しいものを守りたいという
“小さな気付き”を感じてもらえたらと願っています。

アートアクアリウム・プロデューサー:木村 英智

Twitterでの反応

 

 

抗議運動とその反論

抗議サイトや意見があるサイト

アートアクアリウムに抗議する

Yahoo知恵袋「アートアクアリウム展の金魚への影響はないのでしょうか?」

BLOG記事「生態系を考える」

BLOG記事「アートアクアリウムという名の狂気

ホイミ速報「【画像】大人気のアートアクアリウム「金魚虐待だっ」「悪趣味すぎワロタ」「気持ち悪い」などの批判・感想」

気になるあのニュースのまとめサイト「アートアクアリウム2013名古屋、金魚虐待と口コミが?開催はどこで?」

金魚ビギナーですが、何か?「アートアクアリウム展、辛口レポ(7)関西ズンドコ金魚旅」

 

抗議に対しての意見

『アートアクアリウムに抗議する』に抗議する

『『アートアクアリウムに抗議する』に抗議する』に抗議する

抗議サイトに対しての抗議と、その管理者同士のTwitter討論が掲載されています。どちらの意見も理解できる点もありますし、理解に苦しむ点もあります。これを見てしまうと、「抗議する」「討論する」とはこんなにも難しく大変なのだと思いました。文章量が非常に多いですが、お時間あればぜひとも一読いただきたい内容になっています。

残念なことに議論はいったん歩み寄りを見せるも、その後方向性がかわり打ち切りとなってしまっています。

 

まとめ

私は多少自宅でアクアリウムを嗜んでいる関係で、水質や温度やサイズに応じた適応匹数などは多少知識をもっています。ですので、まず数年前に感じた率直な印象として「これは違うだろ」ってのはあります。

ただし、今回「『アートアクアリウムに抗議する』に抗議する」の記事をじっくり読ませていただき、そんな単純な物差しで計ってはいけないのだと気づきました。ちっぽけな倫理感を振りかざしたところで、私が水槽内に爆殖したスネイルを間引きしていることは、生命倫理としてはより悪性の高い行為です。

また、この方が生態環境が劣悪と分っていながらも、「金魚文化に触れる入り口としての価値をイベントに見出している」点は否定する言葉を持ちません。

これらを鑑みて、私たちは様々な環境に応じて、都合よく倫理を適用し辛うじて保っている現代ですから、こういったイベントを頭ごなしに否定することはよくないのだと思います。

ただ「問題提起をする」という点においては、認めるべき点があるとも考えます。

 

今回、記事をまとめている中で一つ気づいたことは、このアートアクアリウムが色んな意味で開き直ったら、きっと違うんじゃないかなと思うのです。「アート」であること、金魚文化がそもそも「アート」であること。それと木村氏が唱える「生態系の融合」 。

この中で「生態系の融合なんてしらねーよ!」「アートなんだよ!アート」って言い切ってもらえたら、個人的には胸のモヤモヤがスッキリする気がするんですよね。

 

だからやっぱりこう思うのです。

ちっぽけな人間のちっぽけなエゴでしかありません・・・。

「やっぱりこれは違うんじゃない?」・・・・と。

 

 

 

 

 


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