なぜがここ最近で「マクロスΔ」にハマってしまいました。より正確な表現をすると「マクロスΔ」にでてくる「ワルキューレ」という音楽グループにハマってしまいました。
ワルキューレとは?
マクロスΔについて
「超時空要塞マクロス」というアニメがあります。「マクロス」は日本を代表するSFアニメシリーズ「ガンダム」と双璧とまではいいませんが、それに追随する唯一のSFシリーズだと思います。ガンダムと大きな違いを一言でいうなら「歌」です。マクロスシリーズは「歌の力」をさまざまな手法で表現してきたシリーズだといえます。すでに一作目からは35周年をこえ2022年には40周年を迎えるくらいの歴史があります。そんな中で2016年にシリーズ7作目として誕生したのが「マクロスΔ」です。
ワルキューレについて
「ワルキューレ」は「マクロスΔ」で「戦術音楽ユニット」として登場します。メンバは5人「美雲・ギンヌメール」「フレイア・ヴィオン」「カナメ・バッカニア」「レイナ・プラウラー」「マキナ・中島」です。主に三雲とフレイアがメインボーカルとなり残りの3人がコーラスを担当する割り当てが通常です。
ワルキューレのライブについて
ワルキューレライブは昨今流行の「2.5次元」となります。「2.5次元」は「2次元=アニメキャラ」と「3次元=現実の人間」との間というような意味合いとなり、「現実の人間が2次元のキャラになりきってパフォーマンスする」ようなものを指します。有名なところでいえば「ラブライブ」などがそれに該当するでしょうか。
ワルキューレでは以下の方が担当しています。
・美雲・ギンヌメール:JUNNA
・フレイア・ヴィオン:鈴木みのり
・カナメ・バッカニア:安野希世乃
・レイナ・プラウラー:東山奈央
・マキナ・中島:西田望見
圧巻のパフォーマンス
ワルキューレは現在数多くいる2.5次元ユニットの中でも異色の存在感を放っています。その理由は「高い歌唱力」と「ダンスパフォーマンス」です。他のグループではユニゾンで歌うような場所でも5人は別々のパートを歌いハーモニーを奏でます。最新の曲になるにつれ、徐々に難易度がUpしていき、かつてはメイン2名コーラス3名が明確だったのが今となっては5人が次々に前面に出てきたり、ハモリにまわったりとテクニカルになっています。
また、ライブでも素人目に見ても難しそうなダンスに加えて、5人ならではの「フォーメーションダンス」も披露していますから、その練習量たるや想像できません。
ワルキューレライブ
ワルキューレの単独ライブは3rdまで行われました。最近では2018年「ワルキューレは裏切らない」が最後となります。映像物としては1~3まで一般に販売されています。1stライブだけは「アニメ本編ディスク9巻の特典映像」として提供されています。
ワルキューレライブの映像は「歌」「ダンス」のパフォーマンスが高いレベルにあることは前述したとおりなのですが、それ以外にもバックバンドにも実力派の演者をそろえているため「ギター」「ベース」「ドラム」「ピアノ」それぞれが素人が聞いてもわかるようなハイテクニックを披露してワルキューレを支えています。ほかにも「カメラアングル」や「カメラ割り」がとても秀逸で、何台もあるカメラから本当にもっともよいカットを選び抜いて1つの映像にしているように感じます。
3rd:ワルキューレは裏切らない ダイジェストPV
2018年に開催された3rdライブの映像です。販売されたものは2日公演の2日分がそのままDisc1とDisc2として販売されました。セットリストが初日と二日目で異なることもありますが、それぞれの公演を別アングルで撮影したカメラの編集となっているため同じ曲でも楽しめる映像になっています。
2nd:ワルキューレはとまらない
ワルキューレファンからは「伝説」といわれる2ndライブ。少し解説を加えるとすれば2ndライブは2017年1月に開催されました。「マクロスΔ」が2016年4月~9月放映のため、アニメ本編もおわり「このライブを集大成として事実上の活動休止」となる予定でした。事実として当時の状況としては「ワルキューレ」の予定はなかったようです。
そのためライブ全体として「魂の歌声」が表現され「二度とできないライブ」といわれています。それが最も表現されているシーンが「愛・おぼえていますか」と「God Bless you」の二曲となります。
紹介する映像では「愛・おぼえていますか」は紹介されていません。こればかりは「購入して見る価値がある」ほどの想いが込められたパフォーマンスになっており是非一度は見てほしい映像となります。
ワルキューレのライブ映像はこちら